管理責任とは・・・部下の評価は難しい、評価方法と基準に悩む・・・部下は可愛いものである
会社勤めをしていたころのことである。事業部長になり事業部の責任者としていかにしてみんなの給料を上げるかが私の仕事である。というより使命だったと認識している。その時こんなことがありました。
本社の営業部に注文が入ります。それが必ず事務の女性に営業担当者からの連絡のようでした。「良かったですね。」「決まましたか。良かったです。」「少なくないですよ。この注文、明日も頑張って、お疲れ様」注文もらうと嬉しいという言葉を丁寧に受けている女性の姿勢に感心しました。こんな言葉を電話越しに繰り返す女性がいました。
ある日女性に聞きました。ドンナ電話のやり取りをしているのか私は興味があったことを伝えました。営業マンはたとえ小さな数字でも注文をもらうと嬉しいもの。その連絡を営業所に連絡し、とっても嬉しそうだという。私はこの女性も素晴らしいと思いました。そして、春の人事で係長にすることにしました。この人事が役員会議でもめることになりました。仕方ありません、社長へ直接交渉、社長は認めてくれました。これは女性を評価できた私の一つの仕事でした。営業部のみんなはそれは喜んでくれました。お祝いをしてくれたことを思い出しました。
今は女性がバリバリ力を発揮し、評価も進んでいます。その当時はなかなか難しい所がありました。
今は懐かしい思い出です。