京都観光@意外な京都発見、京都の歴史から学ぶ楽しさ、京都で人を育てる教育環境を探る、田辺朔郎の遺産を京都で発見
京都南禅寺近くの琵琶湖疏水を歩くと静かな公園がある。琵琶湖疏水・南禅寺水路閣に通ずる公園です。そこに若者の銅像が有ります。いったいどんな人の銅像なのか興味津々で見ることにしました。銅像の横に石碑が有り紹介されていました。どうして、どうして、それは素晴らしい業績を残した偉人であることが分かりました。銅像は年寄りが多いのこの人は極端に若い、それに男前である。・・それが興味を持った一つのきっかけでした。
その人は田辺朔郎氏、その銅像と業績をたたえた石碑がありました。
その銅像は土木技師、土木学者田辺朔郎氏の銅像でした。氏についての素晴らしい業績はネットで検索してください。
「琵琶湖疏水計画」を立案、その工事を指導したそうでそれは卒業論文だったという。何と卒業論文が京都の発展に大きく寄与するほどの内容だったのです。当時何と23歳という若さであるその後、日本初の水力発電所の建設、関門海底トンネルの提言者でもあり、北海道幹線鉄道開発に着手、狩勝峠の名づけ親でもあるということも知りました。そんな中で南禅寺近くの琵琶湖疏水で「ねじれまんぽ」というトンネルに出会いました。琵琶湖疏水を通したら向こうへ行くのにトンネルが必要です。しかも強靭な、・・・氏はレンガを組み合わせたねじれたトンネルを作り上げた。それが実に面白くお洒落だ。すっかり気に入りネットで検索した家内がこのことを私に教えてくれた。西宮市を走るJR神戸線にそれと似たトンネルがあるというのです。これは大変なことになって来ました。更に検索を続けると私がいつも列車の写真を撮りに行っているところのトンネルでした。早々に行って見ることにしました。
南禅寺水路閣の写真です。楓の若葉が水路のレンガ色と見事な調和を見せてくれました。「素晴らしい!」の一言です。
続きます。・・・・