藤田八束のこれからの食品と経済活性、中小企業としての食品業界を生き抜き発展させる極意・・その②②
藤田八束のこれからの食品と経済活性、中小企業としての食品業界を生き抜き発展させる極意・・その②
食品を開発する人は食品が好きでないとだめ、当たり前のことです。
美味しい食品を作ろうと考えないこと。これは重要です。何故なら美味しさというものは人によって千差万別です。
これからは美味しく見える食品を作ることを考えましょう。美味しそうに見える尺度は年齢層によって違いがはっきりとしています。
それから最も重要なお話しておきます。食の発展は経済が発展している日本では、中小、特に小さな規模の会社ほど豊かになれることを理解することが大切です。
大量に作って広範囲に売りさばく、こんな会社は意外と販売を他社に依存しています。ということは利益を得られる重要な部分を抑えられています。ただひたすらに大量に作り提供する道しかありません。しかも、少々のヒット商品でも評価されません。
街のパン屋さんのヒット商品の量と大型量販店のヒット商品の売り上げ金額はちがいます。しかも、少々のヒット商品でも評価されません。
どちらの方が幸せ感があると思いますか。実質でもこのパン屋さんの方が絶対にゆたかになれます。
余計なものは作らない。よろこんでもらえるものを毎日作ることが付加価値を生んでいきます。明日の商品どうしようか。それ決めたら明日からでも販売可能です。買う方も楽しみがあります。楽しいお店を作ることが出来ます。餌を買いに来るのではなく、楽しさを提供できる商品の店舗づくりだと思います。これ難しいですか。最も簡単で楽しいではないですか。
阪急電車は上品で楽しい電車です。こんなに楽しいキャラクターがラッピングされていることもあります。