藤田八束とカルガモ: 旧北海道庁の可愛いカルガモの子供達、カルガモが教えてくれる生きることの大切さ②
7羽のカルガモの子供たちはお母さんと蓮の間をお散歩です。どうやら餌場を変えるみたいです。ところがお母さんの後には6羽しかいません。どうしたのでしょうか。よく見ると蓮の葉の上で置いてきぼりとなったようです。赤ちゃんはそれを知って慌てます。ピーピーと懸命にお母さんを探します。やがてお母さんも
6羽いないことに気が付くと鳴き声を放って呼びます。赤ちゃんはその鳴き声の方向へと行こうとするのです、なかなかうまくいきません。お母さんが探し始めます。そして、その鳴き声を突き止めます。お母さんを見つけた赤ちゃんはまるで水の上を滑走するがごとく一目散にお母さんの基へと泳ぎす。
7羽がお母さんの基に一緒になるとまた、一塊になって移動していきました。一家のこうした様子がとっても可愛く、しかし、生きていく厳しさを感じました。赤ちゃんはお母さんの言うことを一生懸命に聞いているように見えました。お父さんの姿を私は見つけることが出来ませんでしたが男性の方が言われるには近くで家族見守り、いざという時には必ず来て敵を追っ払う行動をとると言っておられました。小さな命を小さな小鳥夫婦が懸命に守っていました。その姿は実に素晴らしい温かさを感じました。そして、応援をしていました。