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藤田八束の日記

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フジタ企画社長藤田八束が、出張先等で出会った素敵な景色やお宿を、趣味の写真満載でご紹介。HPはhttp://www.fujitakikaku.co.jp/

藤田八束の復興の手順提案:震災からの復興、負の遺産を残すべきか、取り壊すべきか

藤田八束の復興の手順提案:震災からの復興、負の遺産を残すべきか、取り壊すべきか

震災からの復興、負の遺産を残すべきか、取り壊すべきか・・・なかなか難しい問題です。でも、そういっていたのでは結論がつきません。答えは歴史が証明してくれます。勇気をもって指導者がこうすると決めて議論すべきです。そして、出尽くしたとしたときに結論を出します。議論は何年たっても全員が一つになることはないと思いまます。あまり長引くと外部から応援が来ます。最悪です。指導者による一日も早い英断が必要です。

震災の悲惨さを何故遺構として残そうというのでしょうか。私にはまったく理解できない。この考え方が正しいとしたら、わが町にだっていくつかの負の遺構があるはずです。震災とは風化されていくものです。だって、私たち九州で台風の被害によって沢山の人が財産を失くし、住み慣れた故郷を離れなければならなかったことはまだ新しい事実です。でもそんなことは他の人たちがどのくらい今にして知っているでしょうか。大切なことは被災した人の心の中に残っていればいいと思います。その被災を悲劇に終わられることなく、乗り越えていくところに心の遺構があると思います。
南三陸の防災対策庁舎は街の真ん中にありますが、これを残すとしたら、これを見て子供たちは懸命に勉強するかもしれません。それはこの町を出ていきたいからです。出ていくために勉強をするのです。そんなことに成らないようにしたいものです。真の復興は今生きている人が生きていてよかった。と思える人生です。乗り越えることで幸せは別の形で作れるものだと思えることです。
私達、西宮も20年前に悲惨な阪神淡路大震災に遭いましたが、今や日本一のもっとも住みたい町へと変化しました。幸せは別の形であったのです。あの悲惨な震災でも私たちの町には負の遺構はありません。残しませんでした。この街が大好きだからです。

熊本には桜が咲き始めました。お城の桜は実に綺麗です。その街の人の表情が輝いています。
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by fujitakikaku | 2015-03-28 00:24 | 頑張れ気仙沼!! | Trackback | Comments(0)

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