胡宮神社の歴史と紅葉「血染めのもみじ」の美しさ、織田信長と浅井長政の悲しい戦い~胡宮神社にその歴史~
紅葉最高の季節に胡宮神社へ参拝しました。燃えるような真っ赤な紅葉が本当に綺麗でした。
胡宮神社のHPに次のように紹介されていました。
「胡宮神社は敏達天皇の勅願とも言われ、多賀二座の一とも伝えられ、古くは青龍山頂の「磐座」崇拝にその起源をなしており、鎌倉時代には、天台宗敏満寺の鎮護の神として栄えた。48伽藍120坊の規模があり、浅井長政・織田信長の焼き討ちにあって衰退したが、1638年徳川家光により造営され復興を遂げた。三軒社流造りの県指定文化財。 山腹には無数の石仏谷(国指定文化財)があり、それを下ると広大な宿坊舎跡が確認される。」
所在地:滋賀県犬上郡多賀町
JR彦根駅から近江鉄道に乗り換え、多賀大社前駅が終点でここで降ります。歩くとちょっと遠いです。行かれる場合は、道中にこれまた素晴らしい多賀神社があります。ここに寄ってから行くといいと思います。
タクシーで先ず先に胡宮神社を参拝し、帰りに多賀神社に寄るのがおすすめ。帰りは徒歩でも大丈夫かと思います。
そこに語られる歴史には戦国武将の激しい戦いの後が残されていました。この紅葉は「血ぞめのもみじ」と呼ばれています。織田信長がこのお寺を焼き払ったときに、その武将たちの血で紅葉が真っ赤に染まったと言い伝えられています。その赤い紅葉は見事な赤さでした。紅葉の葉っぱの形も大きく、特徴ある形をしていました。
美しい紅葉の中に戦国の悲しい歴史が刻まれています。私たちはこの遺産を大切にして後世に伝えていかなければなりません。日本の平和は、試行錯誤の中で築かれていったことが本当によく分かります。
美しい紅葉は戦国の激しい戦いの歴史を伝えていました。