阪急電車での素敵なお客様のお話、阪急電車には人の優しさ楽しい文化が有ります
阪急電車での素敵なお客様のお話、阪急電車には人の優しさ楽しい文化が有ります
<阪急電車と素敵なお客様が>
駅に行きましたら、ちょうど電車が入ってきました。急いで飛び乗り無事に乗ることに成功しました。このくそ暑いのに何を慌てているのかと後で思い、そんな自分が情けなくなりました。歳も取ったのだから何事にも慌てないようにしないと、ちょっと反省をしました。そして、やれやれと汗を拭きながら座りました。
隣にご年配のご婦人がお二人座っておられ何やら熱のこもったお話し中でございます。
「歳を取ると明日はどうなるのか、分かりませんよね。」「そう考えるととっても不安です。」
「明日はこの世にいないかもしれないし。」「だから今思ったことは今やることにしてますの。」
・・・・
なんだか尋常ではないお話が私の横で始まりました。
「それ大切ですよね。変な事件最近多いでしょう。何が起こるか分かりませんよ。」
「一寸先は闇、」「おばあちゃんが良く私に話していました。」「やれるときに何でもやっておく。」「楽しいこともできる時に味わっておく。」「大切だと思うわ。昔の人は偉いですよね。いろんなことを格言で残してくれています。すごく深みがあります。」
宝塚病院が近くて安心だという。「一人で住んでいるので病院が近いととっても安心。」「お体どこか悪いのですか?」「この歳になると、何かと体に不安なことが起きますよ。」「今日とっても調子がいいみたい。」
このおばあちゃんの娘さんが結婚して近くに住んでいるようです。
「切符を買う」「駅員さんに聞く」「声をかける。」「階段の上り下り、」「体にいいと思うの。」
「手足を動かし。頭を使い、お話をする。これ何でもないようだけどとっても身体に大切なことだわ。」
「外に出るとおかしな格好もできないし、」「この歳になってもお化粧もしますから。」
「それは本当に大切です。私もそう思います。」
「坂があり、その登りの時間と、下りる時間で歳を感じるの、これで歳いったし、体力も低下したと思いますわ。」
「お医者さんからいつも言われます。」「散歩してますか。」
「散歩はとっても体にいいみたいですよね。」「歩くのが辛くって、億劫なんてすよ。だめですよね。」
「特に暑かったら最悪です。辛いが先に来ますし。」
「服装も気になるし、化粧もしなければならないし。」「でもこれとっても大切よね。」「綺麗にしていないと孫がおばあちゃん綺麗にしたらと言われたら寂しいものですよね。」
・・・・・
話は弾んでいます。
お孫さに会いに行く、楽しいから行く。行くたびに電車に乗る。
このお二人、はじめて阪急電車でお会いしたことが分かりました。
別れ際に今日は初めて電車の中でお会いしたのに楽しいお話ありがとうございました。おばあさんはとっても嬉しそうに、素敵な笑顔になっていました。何げなく話しかける、そして素敵なお話ができる。なかなかできそうでできないことですよね。
私は今から仕事で八戸へ参りますが、こんなに素敵なお話を聞きながら、伊丹空港へと向かいました。なんかいいことがありそうなそんな気持ちになりました。おばあちゃんの横にいてお二人のお話聞いてしまいましたがとっても楽しい、素敵なお話、ありがとうございました。
阪急電車でのお話です。
可愛い花が咲いていました。貨物列車と可愛い花たちがとっても綺麗でした。(八戸にて・・・・)
やっぱり、素敵な情景に逢うことが出来ました。