天草市宮地岳かかし村で素敵な祭りに逢う、田舎造りの基本観光に繋がる知恵と行動力を宮地岳で確認
<天草紀行宮地岳かかし村ですてきな祭りに逢いました>・・・・・①(1/2)
熊本から天草へ、そして牛深町へ参りました。本渡までバスで行き、そこからは中村社長さんに迎えていただきました。車の中でいろんな話をしながら牛深へ向かっている時のことでした。なんだか沢山の人が集まって、お祭りでしょうか。とっても盛り上がっている様子を発見しました。
気候も良く、春爛漫の季節ですから、お祭りが催されていると思いました。「社長すいません。」「お祭りですか?」皆さん揃って盛り上がり、楽しそうに見えました。「寄ってもらえないでしょうか。」お祭り大好きの私にはとっても嬉しい光景でした。なにしろ沢山の人が集まっているのですから。
車を止めてもらいドアを開けるとちょっと雰囲気がおかしいのです。よく見るとみんな手作りの案山子さん達です。これにはびっくりです。遠くから見たらお祭りかと思いました。案山子だとは全く考えすらできませんでした。
一つ一つの案山子を見ていきましたが、どう見ても案山子です。典型的な案山子です。
でもとっても素晴らしいと思いました。遠くから見るとまるでこの村の人たちが集まってお祭りをしているように見えました。
私はこのお祭りの様子を案山子で再現した村の人たちの優しさに触れたような気がしました。何度も言います。遠くから見た時にお祭りだと思いました。全体の構成が素晴らしく一つ一つの案山子の役割が見事に再現されていました。この見事な芸術的創作に対し感動を覚えした。素晴らしい。
この村、自然を生かして生活の様子を表現した案山子の芸術品はお見事の一言でした。ここでしかできないことを考えて、企画し、みんなで想像し、作り上げる。素敵な、素晴らしい発想と創作力だと思います。元気なおじいちゃん、おばあちゃん達が子供たちを育てる大切な役割もされていることを考えるととっても嬉しくなりました。
ここにはとっても綺麗な、優しい田舎の風景がありました。
続きます。・・・・・・