気仙沼復興計画に、女性の参加が絶対に必要です(5)
震災前の写真です。この街が私は大好きです。ホテル観洋にお世話になり、窓から見る朝日から私はいつも元気をたくさんもらっていました。お日様に会うのが楽しみでもありました。
美しい港町、それがすでに気仙沼の財産です。いずれも震災前の写真です。
気仙沼を復興するときに特に忘れてはいけないのは、奥様たちの意見です。いいですか、この街を支え、ご主人の健康とやる気を支えていらっしゃるのがここ気仙沼のお母さんたち、ご婦人たち、女性たちです。しっかりと支えておられます。この女性たちの意見は十分聞き入れられた復興計画になっていますか。
これまでに私が気仙沼の皆様とお仕事をする中で、気仙沼の女性たちの力を本当に感じていました。ご主人を支える姿は本当に素敵でした。これからもきっとそうであると思います。震災を受けて、「本当にお父さんここ気仙沼でもう一回やり直してみようよ。何とかなるよ。二人で頑張れば。」そんな会話がお二人の間にきっとあったと私は思います。震災から9ヶ月。時間は過ぎていきますが、少しずつでも前に進んでいる。また、ここまでこれたと思われるなら、そのそばにきっと奥様がいらっしゃると思います。
不幸にして奥様を亡くされた方もいらっしゃるかもしれませんが、「お父さんしっかりしなさい。私はここにいますよ。そばにいますよ。見えますか。」・・・聞こえてくると思います。
生前に将来の夢、これからの気仙沼での生活をお話しされていたと思います。思い出して、この街の復興に向かってほしいと思っています。気仙沼復興計画書はそんな計画書であってほしいと思っています。
気仙沼の女性がこんな町に復興したい。そんな願い、目標を絶対に入れた計画書てあるべきと思います。女性は決して無謀な目標を設定しません。より現実的です。
世の中も、もっと女性が参加した国づくりが世界的にも進んでいくと思います。
国会議員の中に女性が非常に少ないのも日本経済が停滞する原因と私は思っています。
震災前の気仙沼港の情景です。こんなにも綺麗な港町は他に類を見ません。
更に続きます。