復旧、そして復興に向かって・・・・・・(96)
この町に育てられました。毎日桜島の勇姿を見て、将来の夢を描いていました。今は本当に雄大な桜島に感謝しています。
復旧、そして復興に向かって・・・・・・(96)
立ち上げの方法(企業の復旧、復興の方法)として最近よくテレビで取り上げられていて注目されていることがあります。ある水産業を立ち上げるのに「被災して資金が無い、その運用資金を募集します。」という様な内容のものです。善意者が寄付も兼ねて出資をするというものです。この方法が良いか、悪いかは私には言えませんが、少なくとも私が出資者の立場なら、
①先ず最も基本となる復興計画書を策定して欲しいです。
②資金繰りと、予想する売り上げから販売計画を出して年次別、利益計算をしてください。
③必要経費を差し引いてどのくらいの利益を予定するのか。ここを明確にして復興資金の募集をします。つまり復興計画をきちんと出した上で、集めたお金がどのように使われ利益を生み出していくのかを明確にして欲しいところです。
④次に重要なのが配当計画が続きます。
復興計画書があっての投資の募集でなければなりません。出資者はこの復興計画書を審査・精査した上で、自己責任で出資することが絶対に必要な条件となります。お金をとにかく集めてから、考えてやりましょうでは失敗した時は最悪です。裁判とならないようにしなければなりません。他人から出資をお願いするときには特に慎重に専門家への相談が絶対条件です。又、乗っ取られないように厳重な注意が必要です。必ず専門家の意見を、必要においてはアドバイス、協力が必要と思います。出資者は誰でもいいとはいきません。慎重に精査してください。
この世の中に甘い話は絶対に無いということです。