震災からの復興、不漁の原因・・・日本の海に異変が起こっていないか・・・魚が獲れない
今日本の海で魚が獲れない・・・北海島の鮭、八戸のサバ、津軽海峡のイカ、北海道沖のサンマ漁・・・・・。
肉と魚の価格が半分、肉の倍以上の価格である。このままだと日本人の食事は肉へと移行していくでしょう。日本人の健康と頭脳は魚中心であったことも大きく寄与していると思います。今になって研究論文がどんどん出て来ています。しかし、日本の海には魚が激減です。乱獲なのか自然の変化か、何なのだろうか。
先日(9/17)NHKの番組で黒潮がもたらす海の恵みの話が紹介されていた。今日は朝日新聞にこんなニュースが掲載されていた。防潮堤建設には問題があり過ぎると思っています。昔より災害は有るものとして対応し、直面したら逃げる。これが基本だと聞かされてきた。まさにその通りだと思う。
防潮堤が出来ると沿岸の環境、近海の環境も変わる。プランクトンの発生にも変化が起こり、魚たちが日本の近海に来なくなることを心配してます。何のために海岸はあるのか、その変化があるのか、地球と自然の関係は巨大な規模でうごいている。防潮堤はこうした自然に対する何なんでしょうかね。海の方から見たらまるで監獄の塀に見えます。
黒潮に乗ってやってくる魚たちは栄養が乏しく脂がない。日本近海に寄ってくるのはこのプランクトンを食べるためだそうです。そして、栄養を蓄える。それが脂肪である。脂ののったカツオとなる。防潮堤でその海岸線を小さく、封鎖したらプランクトンはどうなるのだろうか。どう考えても良くない。三陸の海岸線を防潮堤で囲んだら、プランクトンが激減し、結果として魚が寄り付かない海となるのではないだろうか。延々と続く防潮堤・・・日本の海はどうなるのか、魚が近海に寄るのはプランクトンが豊富にあるから・・・プランクトンは何故沿岸に発生するのか。考えてみませんか。こんなことしていていいのだろうか。空から見ると海がそこになるのが邪魔なように見えます。
私達はもっと自然との関係を長い歴史から学び、これからを考えて行動すべきではないでしょう。防潮堤は本当に必要なのだろうか。負の遺構も同じである。