藤田八束の陶芸の魅力@霧島温泉、硫黄谷焼を訪ねて・・・陶芸家内山義行氏に逢う
藤田八束の陶芸の魅力@霧島温泉、硫黄谷焼を訪ねて・・・陶芸家内山義行氏に逢う
陶芸にさほどの知識もないのですが、作品が出来る場所、特にその町の様子が大好きです。何故この地に陶芸の窯が有るのか、そしてこうした素晴らしい技術が出来てきたのかを少しでも知ることが出来ると本当に最高の気分になります。佐賀県の唐津焼陶芸の里を旅行した時に、高価な作品が並んでいました。私はその作品を見てもすごいとは思いましたがどれが何故いいのか、こんなにも高価なのかが分かりませんでした。そのとき陶芸家の若者がこう言いました。「私達も実は分かりません。」「ご主人がこれはいいと思われるものが良いものなんです。」「受け止められる人がどのように感じられるかということが大切ではないでしょうか。」そんな言葉頂いた時に陶芸の素晴らしさを感じました。陶芸よりも若者に感心しました。おそらく彼はこの陶芸の里で修行するうちにいろんなことを学んでいるのでしょう。この里が人間を作り、作品を作ると考えると町の素晴らしさが伺えます。・・・・それから良い作品のあるところ、まちや村に興味を持つことが出来ました。
最高の思い出は「小鹿田焼の里」の思い出です。・・・そして、硫黄谷焼に強い魅力を感じました。作品のできる故郷が最高です。素敵な環境が良い作品には絶対に必要だと思います。
内山義行さんはすごく楽しいお話をしてくださいました。本当にありがとうございました。・・・・感謝しています。