藤田八束の鉄道写真@山陽本線JR新長田駅にて・・・貨物列車EF65 1132、東京都知事選挙告示
東京都知事選が始まりました。今回の選挙は興味があります。東京だから関係ないといえばそうかもしれませんが、大いに関係あると思います。日本の国家予算の1/10以上を東京都が吸い上げています。そして、東京オリンピックは誰が考えても東京のためてあり、関西の私たちには何の関係もない。膨大な国民の税金をかけるわりにはその後のことはあんまり話題にならない。誰も地方の人は文句は言わない。日本は平和です。外国から見れば不思議な国でしょうね。
何としてでも経済の活性をしなければなりません。リニアを導入し、新幹線を日本全土に張り巡らそうとしているが、新幹線よりも何よりも今一度既設の鉄道網を精査し、地域間活性と観光を考えてみてほしい。鉄道は物流にも有効だけでなく、今や観光資源としても注目すべきです。
東京が考えることは東京だけのことを考えるのではなく、東京と地方をどのように関係づけられるかということである。そう考えるといくつかの東京に変わる核となる都市が必要になります。東京には地方の東京と、首都としての東京が必要だと思います。
新幹線が走ることで地方が疲弊していきます。特急列車が廃止され、人の心に残る列車、鉄道が消えていっています。消えることでまちがいなく、人も減り、街が死んでいきます。逆ではないでしょうか。早い手段を必要とする人と、逆にゆっくりでいいから、癒される乗り物が必要な分野があります。かって繁栄した鉄道が町とともに消えようとしています。日本の衰退と並行しています。
元気な街には元気な鉄道があります。これは間違いありません。鉄道を廃線にし、外した町はどんどん衰退しています。これは何を意味していると思いますか。
神戸の街に路面電車があったら、神戸はさらにはってしていたと思います。今からでも遅くありません。投入を急ぐべきです。勿論街づくり、観光をしっかりと計画することです。