藤田八束の素敵な阪急電車@阪急電車の中で・・・電車の中は地域性を表す、阪急電車は素敵な電車
鉄道と子供たちの生活環境はその子供の将来に大いに関係するように思います。
先日、大阪の東淀川駅で陸橋から保育所の小さな子供たちが行き交う列車に歓声を上げて手を振っている様子を紹介しましたが、これこそが子供たちの教育環境と言ってもいいと思います。運転手さんが答えて手を振ります。この光景は子供たちの大切な思い出となること間違いありません。
阪急電車の中で・・・今、ご年配のご婦人が乗車され、私の隣に座られました。しばらくしてスマホを取り出しお友達と連絡なのでしょうか。実に手際良く鮮やかな手つきで送信されていました。電車の中は少し暑いこともありクーラーが付けられていました。隣のご婦人から何とも言えない昔懐かしい化粧の香りがしてきました。だんだん濃くなってきます。この化粧の香り、どこかでにおったことのある臭い、いや香りです。どこだっただろうか…・
思い出しましたおふくろの化粧の香りです。母親のことを思い出し、鮮やかスマホの動きを見ながらお母さんはどこにいるんだろうかとふと思いました。子供のころ母親と過ごした日のことを思い出していました。
右隣で高校生の男の子が二人で数学の問題集を一生懸命に解いていました。電車の中は時代のその時の様子を良く表していると思います。目標を持って頑張る若者を大切にし、持っていない子供たちに持てる環境を作りだすのが私たちの使命なのかもしれません。