藤田八束の鹿児島の旅: 鹿児島志布志、鹿屋市を訪ねて・・・・お城の中にある学校 志布志小学校
仕事で鹿児島へ行くことになりました。今回は鹿児島から更に大隅半島へと移動します。鹿児島県も食材大国として知られるようになり、一変しました。焼酎、特に芋焼酎は焼酎のイメージを一新し、お洒落な飲み物として若者の中でブームとなり、もはや日本ブランドとしての位置を築いた感があります。黒豚もそうです。その他にも沢山のお菓子、蕎麦などが名産品として登場し、活気付いています。
鹿児島大学の前田先生に同行させて頂き大隅半島のファーム、家畜研究所を訪問するのが目的でした。
(鹿児島市内の居酒屋さんで青木繁君と楽しい時間を持たせて頂きました。)
先ずは鹿児島に着いたのも遅くでしたので、ホテルの近くで食事をすることにしました。まずはビールで乾杯です。気候も暑くなり、ビールの美味しい季節になりました。
鹿児島空港には島津藩がもちいた鎧が展示されていました。
大隅半島、志布志市を目指しました。途中こんなに面白い山がありました。日本むかし話にでも出てきそうなその形がとっても滑稽でした。
大隅半島はお茶の名産地でもあります。鹿屋、志布志のお茶は甘くこく味があり、行くところ行くところでご馳走して頂きました。お茶の美味しさを改めて感じさせられました。
志布志市役所に立ち寄りまして、街の様子をお聞きしました。ここでも地域おこしの事業が計画されていて、熱心に進められている様子がうかがえました。
かってはお城があったそうです。その城跡にこの素敵な小学校、志布志小学校がありました。島津藩島の流れを組むお城は遠く鎌倉時代の源頼朝の時代にさかのぼります。島津初代藩主島津貴久公が大阪の住吉大社が誕生ゆかりの地ともされていると聞いていましたので大隅半島には随分と興味がありました。機会があれば行ってみたいものだと思っていただけに、今回の思いがけないチャンスは嬉しさも格別でした。
かってのお城の図面がありました。これは山城ですね。
こいのぼりと花、街角にこんなに可愛い小さな公園がありました。ひごいがたくさん町には飾られ、この街は子供を大切にしている所なんだなぁ・・・としみじみと感じられとて嬉しいきもちになれました。
島津藩の時代にはその財力を蓄えるために地の利を生かしていろんな仕組みが作られたそうです。さて立派なお寺がこの地に多いのはなぜでしょうか。島津藩の財力のたくわえ方がとっても面白く興味深いものでした。なるほど島津藩が財力をこうして蓄えたのかと納得するのがこの神社仏閣のお寺群でした。
この巨大なカブトムシのオブジェはなんだろうか、どんな意味があるのか周りの人に聞きましたが明解な答えは効きだせませんでした。でも若者達の、地域の人の待ち合わせの場所になっているそうです。分かり易いそうです。それにしても立派すぎます。今にも動きそうで素晴らしい芸術品と思いました。
鹿児島ではお米が出来ず、お酒は芋から作られていました。それが焼酎です。今では良質の焼酎がこんなにたくさんあります。でもかっては品質も悪くただ酔っぱらうために飲んでいた時代もあったと聞いています。
前田広人先生に美味しいラーメンを頂きました。志布志のラーメンは最高! でも何でもおいしいかと言うとここのラーメンが特別だということです。ご一緒に頂きましたが本当にあっさりとしたスープなのに、味の深みがあり、身体全体で味わえるほどの美味しさです。本当に美味しいラーメンでした。スープも全部飲んでしまいました。こんなこと初めてです。「マルチョンラーメン」と言うこのお店、鹿児島県のラーメングランプリ大会で一位になったほどだということでした。
前田広人先生と美味しいラーメンを頂きました。勿論学生さん、青木君も一緒でした。みんな「美味しかった。」「本当に美味しい」その感動の言葉の連発でした。お店の方も若い人もいて活気のある素敵なお店でした。
前田先生美味しいラーメンありがとうございました。この素晴らしいお味に感動しました。
随分と丁寧に豚骨から「だし」を取られたのでしょうか。でもこんなに美味しいスープはどうして作られているのでしょうか。・・・・最高のお味でございました。
前田先生今回の視察は本当に勉強になりました。今後の研究に大いに利用・応用が出来ると思います。感謝申し上げます。