名水・熊本阿蘇郡「白川水源」を訪ねて・・・白川水源の神秘、被災地を励ます白川水源伏流水
ここは川のようですが、実はここから伏流水が「こんこん」と吹き出しているのです。その水量は一秒間に60トンだということです。つまり一日に21600トンですよ。どこにこんなにたくさんのきれいな水があるのでしょう。それは阿蘇の外輪山にあるそうです。大きなカルデラ湖となっていて、何百年、何千年の太古の昔から、地底深くにしみこんだ水が伏流水として涌き出ているということでした。それは神秘的であり、今やパワースポットとして、超人気の水郷となっています。
良く見ると、坊主頭のように「もこもこ」と砂が盛り上がっています。ここから湧き出ているということでした。見た目にはさほど沢山出ているとは思わないのですが、ここからの水量は滝のように川となって流れ出ていきます。
沢山の人がこの恵みの水をいただきに参ります。私もここで頂きました。体に冷たい美味しい恵みの水をいただくことができました。冷たく、とても美味しい御水でございました。
白川吉見神社
このお水を守り、住民の皆様を守る神社がすぐそばにありました。この神社は住民の皆様できれいに、整備され、とても綺麗でした。暑い中でも涼しい、さわやかな、とても優しい風が吹き抜け、実に気持ちのいい、居心地の良さを感じることができました。
若いご夫婦かな?お参りをされていました。若い人たちの時代です。私もこの二人にこれからたく沢山の幸福がありますように。後ろから神様にお願いしました。「頑張って!!」
この度は廣社長にご案内いただきました。二人でこのありがたい御水をいただきました。心身ともに洗われるような、元気な気持ちになりました。本当にありがとうございました。美味しさはこの顔に正にあらわれています。
廣社長何時もありがとうございます。この度は素晴らしい水郷に逢うことができました。ありがとうございます。
白川水郷の入り口がここです。昔からの守り神様だと思います。
ここで一人のおじいさんにお会いできました。「こんにちは」「気持ちいいですね。」と話しかけましたら。…それから話が弾みました。・・・・いつしか、被災地の話になりました。「阿蘇も水害の多いところで、被害に遭う度に財産をなくし、貧しかったのですよ。でもみんなで一生懸命に頑張りましたよ。今はこうして私は毎日ここにきても生きていけます。」・・・このお話に感動していました。御苦労されたのだなあ。「でも元気に働けるが一番よ。」元気なお声でした。
「被災地にこの水を送りました。そして、宮古市のおばあさんがどうしてもお礼をしたいというのでここに来られました。そして、この伏流水を見て、飲んで、涙を流して「ありがとうございました。」と・・、そうおっしゃっていました。」「あの時お米はあったけど、炊くだけの水がなく、その時に送っていただいたのが白川の伏流水でした。」「お陰様で生き返り、元気になれました。」「この時ほど水のありがたさを感じたものは今までにありませんでした。ありがとうございました。」と私の手を握ってくれました。嬉しかったですよ。おじいさんの優しいその笑顔はとても素晴らしい笑顔でした。目もキラキラと優しかったですよ。私もとても素晴らしいお話が伺えました。本当にありがとうございました。
白川吉見神社が祀られています。この素晴らしい水郷を守る神様だそうです。沢山の皆様に愛されている様子がこの美しさから伺かがえました。実に素晴らしい・・・。
こうした素晴らしい水郷は私たちに元気をくれます。命をいただいているように思えてなりません。熊本、阿蘇の水が三陸の被災地に・・。水は腐りやすいものでもあります。こうした水はいつまでも腐敗しないといいます。そして、病気になったら、かかりそうになったら、どんな日でもここの水を汲みに来るそうです。あの元気な優しい素敵な笑顔のおじいさんは、ここの水を毎日飲んでいるといっておられました。このことが、本当に納得できる素晴らしい「阿蘇白川水源郷」でした。ありがとうございます。