気仙沼、三陸を復興させる条件(1)
7日復興特別区域法が参議院本会議で全会一致で可決成立したということです。大変喜ばしいことです。この内容をさらに詳細に精査して地域住民の皆様の意見を集約する必要があると思います。国の考え進めようとする方法が必ずしも地域の皆様の本当にして欲しい、支援して欲しいこととは違いがありすぎる部分がないとも言えません。とにかくこの法の内容を十分に精査し、意見の集約、国への確認が必要です。国とのパイプ役をしっかりと付けてタイムリーに、早くお願いし、対応していく、国を動かす行動が必要です。その意味でも地区の代議士はとても重要な役割をします。どうしてもままならないときは直訴してお願いする。それでもだめなら、報道、メディアを使い動かさないといけません。それでもだめなら米国、フランス、ドイツ国にも手伝ってもらうくらいの行動力が必要です。自らの実力行使は最後の最後の手段です。そのくらいの覚悟がなければ絶対に復興へは向かえないと思います。断言します。復興の内容は自分たちだけの幸福だけでは絶対にだめです。三陸の復興が多くの雇用を生むことが必要になります。
気仙沼でいえば、加工業者、加工会社を中心とした復興計画がありきになります。生産者も大切ですが、それだけでは絶対に復興はできません。それだけでは2兆円投資のメリットが出ないと思います。地域における加工が絶対に必要条件だと私は思っています。加工業者が復興できる、復興を円滑に進められる法案になっていることが重要です。そして、その周りに生産者と市場・・・・と続いていくことです。
仙台の街にはすでに冬の気配が漂っています。
今年は大変なことが起きてしまいました。でも、伊達正宗がこの地を統治したころを考えれば復興は夢物語になるはずがないのです。あとは私たちが知恵を使い、適切に実行できるかにかかっていると思います。復興には時間は待ってくれません。
伊達正宗が三陸を見つめているように思いました。
しっかりと目標を定め、前へ進むことです。