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藤田八束の日記

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フジタ企画社長藤田八束が、出張先等で出会った素敵な景色やお宿を、趣味の写真満載でご紹介。HPはhttp://www.fujitakikaku.co.jp/

復旧、そして復興に向かって・・・・・・(98)

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今年もツバメが帰ってきました。そして、元気な赤ちゃんも産まれました。お父さんとおかあさんつばめは一生懸命に餌を運んでいました。1分に一度は餌を与えては、採りにと大忙しです。一生懸命でした。

復旧、そして復興に向かって・・・・・・(98)

復興基本法が国会で審議されています。近々に通過する可能性があります。私の心配事なのですが、国がなにをやってくれない、これもやってくれない・・・・・・これはぜんぜん復旧にすら向かっていません。予算は決められています。それをどのように使うかは誰かが決めます。それには気仙沼のことは気仙沼で決めるのが最良の方法です。今、予算つけるから計画書出してください。それに沿って検討し予算をつけますから、と国から問われた時にすぐに国会で説明できる復興計画書は出来ていますか。
何処よりも早く、確実に復興していくには、確固たる復興計画書があり、予算が付いていないだけで予算さえ付けばいつでも確実に実行でき、そして、将来は発展的な気仙沼になることが明確にされていなければなりません。気仙沼の町は地域住民で守ることです。予算の執行には国が全額出すわけでは有りません。地域住民の負担も当然あります。従って自らの実行計画と予算の策定は正当な資金計画に絶対に必要なものです。橋一つ作るのにも国が決めてきた橋と地域の皆さんが作る橋は同じ橋でも費用が違ってきます。これが国からの予算なのです。国が出さないなら、自分達で資金を集めるくらいの強い意志が復興には絶対に必要です。瓦礫の撤去が済んでいないから計画も立てられない。・・・こんな考えでは復興は無理です。もう、瓦礫は撤去され、住居も建てられ、仕事場があり、子供達は元気に学校へ通っている、そかんな姿のある気仙沼の復興計画書があり、そのためにはどこにどれだけの資金がいるのか・・・・・。こういったことがすべて出来ていないといけません。
国がダメなら自分達で資金繰りする、それくらいの強い意志が必要です。実行には地域が連合してもいいのですから。幸いにも一つ一つの町は小さいです。出来ないはずが無いと思います。
とにかく必要なのは気仙沼復興計画書です。将来に夢が持てれば人は目標に向けて懸命に頑張ります。
英知を結集して。それが気仙沼だと思います。
by fujitakikaku | 2011-05-30 09:41 | 気仙沼水産関係の皆様へ | Trackback | Comments(0)

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