気仙沼、南三陸町、三陸の復旧、そして復興に向かって・・・・(81)
高台にあるお家は外観からは助かっているようですが、どうでしょう。家のひずみは避けられないと思います。私も16年前を思い出しました。家がわずかでも傾くとまともに生活が出来ません。気持ちが悪く吐き気さえすするほどです。これからそのような弊害が出てくるかもしれません。周りの状況が酷いだけに家が建っているとあたかも難を逃れたように見えますが、歪みというものは恐ろしいものでした。半壊も全壊も同じです。建て替えになるとおもいます。
お宮さんの鳥居近くに八重桜が見事に咲いていました。「あっ、そこに神様がいらっしゃいますよ。」神様の笑顔が私には確かに見えました。
こんなに高いところまで津波は襲いかかっていました。
福祉センターの土手につつじがこれから咲くようです。きっと綺麗なんでしょうね。精一杯にさいてくれますよ。あら、ここにも「大丈夫」と声をかけられた神様の笑顔が私には見えました。
あまりにも酷い崩壊された姿でした。
神様、どうか南三陸の皆様に復興の力を与えてください。強い力を・・・。お願いします。とても立派な神社でした。きっと神様はいらっしゃいます。
このダンプは工事をしているのでは有りません。丘の上に打ち上げられているのです。
破壊尽くされた町のいくつかの場所で神様を見たような気がします。この神様がいる限り、絶対に復興できると思います。そしてもう一つホテルのロビーで見た子供達の姿がとても印象にあります。笑顔でご飯を運んでいる姿はこれこそが神様の姿ではないか、そんなに思えるくらいでした。この子供達のためにもぜひ頑張って素敵な南三陸の町を復興させましょう。素敵な、素晴らしい、子供達が自慢できる町を作り上げましょうよ。