唐津にて
題して「有田陶芸の郷」
有田駅を降りると、もう駅付近から陶芸の里一色でした。
ここでは有田焼とは素人の私にもよく分かるほどはっきりしていました。
・・・といってもそのよさが本当にわかるわけでもありません。
有田は名器だけでなく日常に使用する陶器も数多く作られ、
遠くヨーロッパへと輸出してその財を築いたとされています。
そのきっかけは有田焼特有の赤色の表現だといいます。
私は高価な陶芸品として貴重なものとされていたのだと思っていましたが、
決してそれだけでなく日常の食器としても大切にされたことが私にはとても新鮮に感じました。
料理も器で更においしく演出されるといいます。
ヨーロッパの料理人、ご夫人にさぞかし大切にそして可愛がられたのだろうと嬉しくなってきました。
有田にはいくつかの展示場、記念館がありますが、そこでは有田焼の歴史を多く知ることができます。